人間の現実−偶像礼拝(現代編)序

今日届いた本の寄稿部分に、まさにこのテーマについて書いてあったので、短いが引用する。


聖書は、現実の人間を「神はいない」と主張し(詩篇14・1)、「神を忘れる者(同50・22)と診断しています。その結果はというと、「彼らの思いは地上のことだけ」(ピリピ3・19)となるのみでなく、同時に「不義をもって真理をはばむ」(ローマ1・18)状態に転落している。結局のところ、「彼らの神は彼ら(人間)の欲望」(ピリピ3・19)以外の何物でもないと断定しています。このような人間はいったいどのようになり、どこへ逢着するのでしょうか? 
(宇田進 『ヴァンティルの「十戒」』ヴァン・ティル著 「本稿出版に寄せて」より)


ヴァンティルの邦訳書が今これくらいしか手に入らないのは悲しい。

ヴァン・ティルの「十戒」

ヴァン・ティルの「十戒」